ものづくり大国だった日本なら
日本は21世紀の四半世紀において、ものづくり大国として自動車、半導体部品、電気製品等の分野で世界に貢献してきました。 その日本が今置かれている現状は、ものづくりの国ではなくなったと言われる状態です。なぜものづくりの国「日本」がそうではなくなったのかというと、ある分野への開発を行ってこなかったという事情がありました。 それは、自動車や半導体部品などのいわゆる「ハード」に重きを置いて情報などの「ソフト」の部分に力を入れていないということです。 そして開発を行う際の国からの援助が少ないというのも1つの要因ではないかと思います。 現在、情報などの分野でも成功を収めている国であるアメリカ、中国、近年のインドはこの国からの援助も大きいです。 ものづくり大国ではなくなったもう1つの要因は、工業の分野で成功を収めていた時代のようなハングリー精神を持つ労働者が減少していることです。 これからも世界に貢献していくには、「ハングリー精神」を甦らせることが重要です。